2011年7月アーカイブ


アイレーシックとは、レーザー機器を使った近視・乱視などの屈折矯正手術の一つで、
AMO社製のレーシック関連機器であるウェーブスキャン(波面収差解析装置)、
イントラレースFS60(FSレーザー)、ビジックススターS4 IR(エキシマレーザー)を
使用して行なう場合を「アイレーシック」と呼んでいます。


 屈折矯正手術に使われるエキシマレーザーは、フッ素・アルゴン・クリプトンなどの混合ガスを用いて、
目に見えないごく短い波長のレーザー光を出力します。
角膜にこのレーザー光を照射することによって人為的に角膜の屈折を変えて近視や乱視を矯正します。
エキシマレーザーは、半導体製造など精巧な技術が必要な分野でも使用されるレーザーで、
コンピュータ制御により、角膜を精密に削って治療することができます。
熱を出さないため周辺の細胞を傷つける心配がありません。


 このエキシマレーザー屈折矯正手術は、大きくPRKとレーシックに分けられます。
レーシックのなかでも、マイクロケラトームという機器を使用するケラトームレーシックに加えて、
最近では機器の高性能化により、イントラレーシック、アイレーシック(iレーシック)、Zレーシックなど新しい術式が登場しています。


これらはFSレーザーを用いてより正確かつ安全にフラップを形成し、
個々の目にカスタムメイド照射するという点で手術内容はほぼ共通していますが、
レーシック関連機器を提供する各企業によってその呼び方を違えているのです。
たとえばパソコンでも"バイオ"や"レッツノート"などさまざまな商標があるように、同じような術式でも名称が違うので、手術を受ける側にとってはわかりにくいかもしれません。


日本眼科学会はこれらをウェーブフロントレーシック(wavefront-guided LASIK)と総称しています。

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